翔んで行く

生粋の旅行、飛行機ヲタクが早口で旅行の魅力を語るブログ。海外に10年住んだからこそわかる日本や海外、さらに飛行機の魅力について若干二十歳の学生が書き残す。誰かの役に立てたらいいな。

旅行記 晩秋の北海道三泊四日の旅 Day1

今回の旅程

 11月中旬、電車と飛行機を乗り継ぎ縦横無尽に北海道を動き回ります。道東、道北、道央を力の限り鉄道で回わる3泊4日の旅どうぞお楽しみください。

一日目

 一日目は電車でオホーツク海釧路湿原、太平洋を経由し北海道一の大都市札幌へ行きます。

 6:30 早朝の羽田空港へ到着

マーケットプレイスや展望デッキのほうは誰もいなかった

 平日の早朝の羽田空港ですが、以外にも人が多い!まだ空港が営業を開始してから一時間も経ってないはずなのにチェックインカウンターには所々長い列ができています。皆さん、朝からお疲れ様です。さて、私はどうするかといいますと無人チェックイン機でチェックインをし意味もなく自分のスーツケースを預けます。タグを張り付けて預け入れが完了したら、制限エリア内に入ります。まだ六時半過ぎで空港のお店はほとんどやっていない、朝ご飯を食べてなくおなかがすいた私は出発コンコースを彷徨い続けました。

早朝の味方コンビニエンスストア

 実は羽田のフードコートが開くのは空港が営業を開始してから結構後なので朝のフライトを使う客は実はあまり朝ご飯を食べる場所がありません。その中でも期待を裏切らないのが某セ〇ン、なんと制限エリア内で唯一朝6時半から営業しているお店です。第一ターミナルの端のほうにひっそりと店舗があるのですが早朝出発の人たちにはまさにオアシスですね。おにぎりとパンを買っていざゲートへ!

日本航空B737-800 女満別空港

7:20 ゲート出発、離陸

 本日乗る飛行機は日本航空565便女満別空港行き、機材はB737-800です。朝早い飛行機ではありましたが以外にも搭乗率は高く、客層はスーツを着たビジネスマンが多く見かけられました。天気はあまり良くなかったので出発後20分ぐらいは雲の中を上昇していましたが、その後は安定した気流の中の飛行で道北女満別空港まで飛ぶことが出来ました。

穏やかなフライト

到着、バスで網走へ

 約110分のフライトを経て北海道女満別空港へ到着しました。(着陸シーンは動画にとってあるので見たい方は見てみてください)

youtu.be

到着地の天候は曇り、気温は9度と11月の北海道は東京の真冬と同じかそれ以上に寒いです。女満別空港北見市網走市の間の大空町に位置し、網走までは約三十分、北見までは約一時間の場所に位置します。あいにくの天気のため太陽は見えませんでしたが、北海道らしい風景が広がります。

北海道らしい見渡す限りの畑

網走刑務所を過ぎ、いよいよ最初の目的地網走駅へ着きました。めっちゃ雨。三十分後に出発する釧路行きの電車を待ちます。網走駅の周辺は特にこれといったランドマークはないのですが、東横インなどのホテルもあり道東オホーツク海側の観光の拠点となっています。今回は雨で行かなかったのですが、網走駅には警報音も柵もない四種踏切というタイプの踏切があります。また、網走駅入り口の階段には、縦に書かれている駅名標があります。ただの駅名標かと思ったのですが、どうやら意外に深い願いが込められているようです。この駅名標は網走刑務所を出所した囚人が出所後、自分の故郷へ帰るために必ず使う駅だったため、「これからは横道にそれることなくまっすぐ生きてほしい」という願いが込められているため、入り口の駅名標は縦に書かれています。網走駅で自分の行いを振り返ったら、ホームに気動車がやってきました。快速しれとこ摩周号釧路行きです。電車の写真を撮影し乗車します。

縦書きの駅標識

一両編成の快速しれとこ摩周号

10:24 網走駅を出発し南へ

 10:24分、網走駅を出発し電車は釧路へ向けて出発しました。ディーゼル車の力強い音を聞きながら一両編成の電車は走ります。所要時間は約三時間、結構しっかり遠いです。自分の周りの客層はどのような人たちなのか少しあたりを見渡してみました。周りの乗客は茶色やベージュの服を着て首からカメラを下げているおじさん、お酒を片手に車窓を楽しむおじいさん、、、

風貌と雰囲気でわかる、お前ら、仲間だな

なんてことを考えながら電車の旅を満喫していました。電車は網走駅から知床斜里駅までは東に進み(晴れていれば)絶景のオホーツク海のそばを通ります。私が乗ったときは途中から日が差してきましたがオホーツク海を眺めていた時は鉛色の海でした。

オホーツク海を臨む人気の秘境駅

 所々地元の人たちを載せながら電車は北浜まで来ました。北浜はオホーツク海に面する駅で海をバックにした電車の写真が撮れる秘境駅です。無人駅ではありますが、駅舎にはたくさんの写真やファンの書置きがある鉄オタには人気のある駅のようです。列車は一日に数本しか来ないような駅であり、駅の周りも何もないようなところでありますが、独特の哀愁が漂う雰囲気の駅舎となっております。ぜひ訪れてみてください。

北浜駅 反対側はオホーツク海が目前にある

 列車は斜里岳摩周湖、阿寒湖などを通り過ぎ釧路湿原へ近づいてきました。明間州国立公園の山を越えるとシカが多くなり電車は大きな警笛を鳴らしながら国立公園を縫うように進んでいきます。その中にまた、魅力的な駅が見えてきました。

タンチョウと共生する無人

 列車は茅沼駅に着きました。実はこの駅、タンチョウが飛来する駅で電車とタンチョウを写真に入れることができる駅となっています。私が行ったときはまだ見かけるおkとはできなかったのですが、雪が降る冬はタンチョウがえさを求めに飛来してくるみたいです。むかし、茅沼駅が有人駅だったころ、茅沼駅の駅員がタンチョウを餌付けしたのが始まりみたいです。その後タンチョウへの餌やりは茅沼駅員の申し送り事項にも記載されるようになったとの事です。現在、茅沼駅は無人駅となっていますが、地域の人達によって受け継がれているとの事です。また、冬の方がタンチョウを見れる確率は高いらしく、雪をバックにしたタンチョウを見に沢山の人がやってくるみたいです。

周りは畑?なのでしょうか (写真が使えなかったのでGoogle Map より)

13:34 釧路駅到着

 釧路湿原の中を走りきり、電車は終着釧路へ到着しました。釧路は二日後また来るので今回は乗り換えのために一瞬下車し、お菓子だけをコンビニで買い次の電車に飛び乗りました。次に乗るのは13:42分発特急おおぞら8号札幌行きです。そり次ができるか不安だったのですが無事に乗ることができました。(どうやら接続時間を多少は融通してくれる時もあるとか)さて、JR北海道の特急列車に乗ったわけですが、やはり座り心地が全然違う。さすが特急列車、テーブルもあり窓も大きい。ディーゼル特急は力強く根釧台地を走り抜けていきました。

はまなす色の特急座席

絶景ポイント 池田~白糠間

札幌へ向けて進行方向左側、白糠駅を抜けると列車は海のすぐそばを走り始めました。根室本線随一の絶景です。先ほどまではオホーツク海を見ていましたが今は太平洋を見ています。北海道そして太平洋の大きさを感じられる絶景車窓ポイントです。また、池田から白糠は駅がほかにもあるはずですが特急はこの間をノンストップで走ります。なんと白糠を出発して次の池田までは65分も駅に止まることなく走り続けます。北の国の大きさを感じますね。

特急おおぞらから見る太平洋、ようやく晴れてきた

15:24 帯広駅到着

 釧路を出発して1時間と35分、帯広へ到着しました。ここでは遅めのお昼ご飯を食べます。食すのは帯広名物豚丼です。これを食べるために朝からおにぎり一個、パン一個、お菓子一個で耐えてきました笑

 釧路駅構内にある豚丼屋さんぶたはげに行きまして豚丼を一つ頼みました。北海道において豚というのは貴重な存在だったらしく牛、馬と並ぶ北海道にはなくてはならない存在だったみたいです。そんな北海道の歴史を感じながら食べる豚丼

まずいわけがない。

なんとお味噌汁などもついてきてすべておいしくいただきました。帯広駅改札から徒歩一分もないところなので、時間がない方でもすぐ食べに行くことができます。北海道の歴史を感じる逸品、是非ご賞味あれ。

豚丼 お箸の裏にも説明書きが書いてある

17:47 帯広出発

 先ほど乗ってきた特急おおぞらの一本後の特急おおぞら10号に乗り今日の目的地札幌へ向かいます。外はもう真っ暗、豚丼また食べたいなと思いながら釧路をあとにします。外はすっかり真っ暗、車内はディーゼル車の力強いエンジン音だけが流れます。途中新得トマム新夕張などの狩勝峠周辺の駅を超え、石勝線ゼロキロポストの南千歳も超え、20:28分に札幌駅へ着きました。この電車、真ん中の黄色い線と端の白色のせいでアヒルみたいって思うのは私だけでしょうか、、、

特急おおぞら10号 札幌駅にて撮影

ホテルへ直行

今回は全国旅行支援のクーポンを使い北海道のホテルマイステイズ札幌中島公園に宿泊しました。最寄り駅まで5分かからない駅地下で止まるだけなら何も問題はありませんでした。

Booking.comより

ブッキングドットコムで予約しました。

遅めの夜ご飯

 荷物を置いて遅めの夜ご飯を食べに札幌の町へ繰り出しました。狙うはジンギスカン、全国旅行支援のクーポンも持って町へ出て行ったはいいもののなんと意外にみんな店じまいが腹を空かせてジンギスカンを求めて札幌を彷徨う姿はさながら猛獣のようだったかもしれません。やっとの思いでたどり着いたジンギスカン屋さん、名前は十鉄。事前に下調べしたお店と違いましたがここで即決しました。

ジンギスカン 十鉄

ジンギスカン、やはりうまい。一人で好きな時に好きなものを食べれるのは一人旅ならではです。ジンギスカンを七輪で焼くスタイルのお店で、自分の席の前にドンとおかれてか記事で焼いて食べるスタイルでした。また、当然ながら煙がすごく羊のにおいが服につくのを覚悟していたのですが、ロッカーもあってそこもポイントが高かったです。

一人ジンギスカンパーティー

 

このお店特有なのかはわかりませんが、ジンギスカンを食べた後に締めのラーメンを頼むことができます。七輪が撤収されて麵が入った鍋が出てきて、その中にラーメンが入っています。ジンギスカンをつけていたタレは番茶で割ってつけ麺方式で食べました。

締めのラーメン 400円はお手頃価格
うめえ、、!

ジンギスカンと締めのラーメンの合わせ技、こうかはばつぐん、ごちそうさまでした。明日に向けてしっかり休みます。

勝手に宣伝

 

tp.media

私がよく使うブッキングドットコムそれなりに有能なので使ってみてください。日本語にも対応しているので使いやすいかと思います。どうやら国内外で2023/09/23まで期間限定セールやってるみたいなので興味がある方はぜひ見てみてください。

次回

本当は旅行記を一個の投稿でまとめようと思っていましたが書き始めると書きたいことが山ほど出てきてまとまりそうになかったので今回はここまで。最後まで見ていただきありがとうございます。次回は北海道旅行二日目、お楽しみに!ではでは!